古川支援学校 教材教具集2016 | ふるかわしえんがっこう きょうざいきょうぐしゅう2016
 ごあいさつ

本ページは,本校が平成28年度に校内研究で取り組んだ内容をまとめた,研究集録「ふるかわ第25集」に収められている資料のうち,教材・教具の開発に関する部分を掲載したものです。
本校では,平成27年度から28年度にかけて「障害の状態や発達に応じた効果的な指導の在り方」を研究主題とし,教材・教具の工夫を研究手段としてグループ研究や全体研究を行ってまいりました。私たち職員は,教材・教具の工夫を通して,個々の児童生徒の実態を把握する力や,指導のねらいに応じた教材・教具を開発する力,指導実践を評価する力など,指導力を向上させるための取組を重ねることができました。

教材・教具の研究については,全く新しいものを作り出そうとすると時間ばかりが経過し,最後は児童生徒のための教材なのか,研究のための教材なのか分からなくなる可能性があります。そこで校長として,以下の3つの視点も忘れずに取り組むようお願いをしました。

  • [1]今あるものを異なる目的で使うこと。
  • [2]今あるものを組み合わせて使うこと。
  • [3]今あるものを深く理解して使うこと。


 本校の児童生徒のために作り上げた教材・教具ですが,本研究の成果が他校の児童生徒の教育に役立つことができれば,本校職員の大きな喜びとなります。 本研究は次年度も継続して参りますので,お手に取られた皆様からのご指導,ご助言をお願いいたします。

平成29年3月

宮城県立古川支援学校長 藤川卓志

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