校長挨拶 | こうちょうあいさつ

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 本校は、世界農業遺産に指定された豊かな大地「大崎耕土」が広がる宮城県の北部、大崎市に立地する知的障害のある児童生徒が学ぶ特別支援学校です。

 昭和53年に金成養護学校古川分教室として設置され、翌年に古川分校となりました。その後、昭和60年に、小学部と中学部をもつ古川養護学校として独立開校、さらに、平成5年に高等部を開設、平成21年に校名を現在の宮城県立古川支援学校と変更し、今年度は開校から40年目を迎えました。

 学校教育目標として「児童生徒一人一人の特性や発達段階に合わせた教育を行い、自立や社会参加をめざして、人との関わりを大事にしながら、健康で心豊かな児童生徒を育成する」を掲げ、児童生徒一人一人がたくましく成長し、自立できるよう、専門性をもった教職員と児童生徒を支える関係機関が連携をとりながら教育活動を進めております。

 令和6年度は、小学部87名、中学部47名、高等部86名、合わせて220名の児童生徒が在籍し、自然豊かな環境の中で、地域の方々に温かく支えられながら学校生活をスタートさせました。

 引き続き、児童生徒一人一人に寄り添い、その成長を支えていくことはもちろん、地域とともに歩む学校として大崎地区の特別支援教育を支える役割をしっかり果たしていく所存です。本校の教育活動に御理解、御支援をいただければ幸いです。

 

令和6年4月

宮城県立古川支援学校
校 長  佐藤   裕之